安全に走るためのギアオイル交換の方法とは

沢山のハーレー

高速道路にも入る事が出来る大型2輪に属するハーレーは、近場よりも遠方への移動に使う機会が多いバイクです。ただ遠方の移動に使うからこそ、所有者は常に安全に走行できるように目を配ることがライダーの責務といえます。そんなハーレーのメンテナンスにおいて、重要項目になるのがギアオイルです。ギアオイルとは、走る速度を安定させるためにハーレーはマニュアル車のようにギアチェンジをする必要があり、そのギアチェンジをする際に必要な金属が円滑に切り替わるようにするのと、熱で削れないように表面を保護するのが役目になります。

基本的にギアオイルの交換時期はタンクに入れてから、2年もしくは総合走行距離が2万キロになったら交換時期と言われています。しかし使用頻度のよっては早く劣化が進む恐れがあるので、走行中にギアチェンジがスムーズにいかないもしくは異音や異臭がする、そして金属部分が乾いたように見えた時にはすぐに対処する必要があります。

工具箱

ハーレーのギアオイルの交換方法として、準備するものはギアオイルだけでなく車体を持ち上げるジャッキと古いオイルを保管する廃油受けとレンチ、きれいな布を数枚です。ハーレーにジャッキを取り付けて、水平になるように持ち上げるのです。そしてオイルタンクの下に廃油受けと漏れ防止の布を設置して、レンチを使ってボルトを外しタンクに残っている古いオイルを取り除きます。一滴も出ないことを確認したらダービーカバーをレンチを使って開けるのですが、その際に別のきれいな布で削れた鉄粉を拭きとるのです。そしてダービーカバーからオイルを目印部分にまで注いで、最後に蓋を閉めて作業は終わりです。ただオイル交換は慣れていないと難しいので、自信がない人は無理をせずにバイクのメンテナンスショップに依頼するのが安全です。